お悩みインターセプト 【7/28放送の「高橋みなみのこれから、何する?」より】
昨日投稿したラジオ番組からのお悩み相談インターセプト企画が意外にも好評だったため、早速第2弾をやります!
(画像はsponichi.co.jpより引用)
今日はTokyo FMで放送されている「高橋みなみのこれから、何する?」より、7/28の放送で寄せられた悩み相談をインターセプトします。
相談者:チップさん
相談事:私は同じ部署に派遣として15年働いています。同じ部署の社員さんにどうしても嫉妬してしまいます。
理由はミスばかりしてもほっとかれているところです。私の考えとしては、社員さんには派遣の模範としてバリバリ働いて欲しいのですが、定年間際の社員さんはミスが多く、でも、誰からも怒られていないのです。何か納得できない自分がいます。こういう感情をどうしたらいいでしょうか。
私:相談者のチップさんは嫉妬に苦しんでいることを自覚していて、この相談を送ってこられたことが伺えます。
送られてきた文面を素直に読むと、チップさんが納得いくためには、
「ミスの多いのに誰からも怒られない定年間際の社員の人が、ある日からミスが無くなり、バリバリ働いて派遣の人の見本になればいい」
と読み取れます。
そんなことはほとんど起こり得ないでしょうが、もしその様になったらチップさんは納得がいくでしょうか。
もしくは、
定年間際の社員さんが突然周りからミスを怒られるようになったら、チップさんは納得がいくでしょうか。
私の予想では、どんな状況になってもチップさんは社員さんや周りの人との比較材料を探してしまい、納得にはたどり着けないと思います。
それは、他人との比較で自分を判断されているから。
「私は派遣だから...」
「あの人は社員なのに...」
チップさんにはアドラー心理学についての著書『嫌われる勇気』を読むことをおすすめします。
それは、作中に出てくる、劣等感を抱えた青年とチップさんが似ていると感じだからです。
この本のタイトルは『嫌われる勇気』ですが、読んでみると、『幸せを選び取るための勇気』について書かれていることに気づきます。
人との比較の中に生きてしまったら、人は本当に幸せになれないとアドラーは説きます。
アドラーは人との競争を否定しています。
そしてまた、上下関係すらも否定しています。
肩書きの上下、年収の上下、待遇の上下
人は比較しようと思えばいくらでも比較ができます。
しかし、比較することで一時的な優越感を得たり、一方的な劣等感を感じることで人は本当に幸せにはなれません。
ならば、「その比較の世界から一歩足を踏み出してみませんか?」と『嫌われる勇気』では投げかけています。
アドラーは人生を、上下の関係ではなく、みんなただただ広い平面を歩いていると評しています。
前を歩く人もいれば、後ろを歩く人もいる。
1番前を進む人が偉いのでは無く、最後尾が偉くないのでもない。
人間にとって大切なことは「今よりも前に進むこと」とアドラーは説いています。
チップさん、足元を見てみてください。
その会社であなたは15年も働いた実績があるじゃないですか。
一年半しか仕事が続かなかった私から見たら凄い実際です。
チップさんのやりがいは何ですか?
チップさんの生きがいは何ですか?
これからは自分の幸せを選び取る人生を生きるのはどうでしょうか。
過去は関係ない、今を生きてください。
チップさんはチップさんの人生を歩んでください。
ちなみに、本家のラジオの方でも、「比較すること」から脱出することについて説明していました。
お悩みインターセプト 【7/27放送の「ジェーン・スー生活は踊る」より】
ラジオでお悩み相談のコーナーがあると思うのですが、リスナーからのお悩みを私が勝手に答えてしまうというなかなか危うい企画です。
(画像はsakuramanga.netより引用)
第1回目の今日は、7/27に放送された「ジェーン・スー生活は踊る」の相談は踊るから、相談をインターセプトしてしまいます。
相談者:さいみんさん
相談事:最近、怒鳴られることが多いです。接客業だから、怒鳴られることも給料のうちだと承知しています。しかし、怒鳴られることが続くと傷ついている自分がいます。怒鳴られても負けないメンタルが欲しい。何かアドバイスありますか?
私:怒鳴られるのは怖いし、苦しいですよね。さいみんさんは接客業ということで、温かいお客さんもいれば、ストレスをぶつけてくる様なお客さんも対応しなくてはならないと勝手ながらお察しします。
私の回答は、課題の分離をすることです。
おそらく、さいみんさんはお客さんの怒りを全て受けて、しっかり解決しようと頑張っていらっしゃる責任感の強い方だと感じます。
しかし、お客さんの怒りをさいみんさんがストレートに全部受けて、その課題を全て解決する必要は無いと私は思います。
先ほど申した「課題の分離」とはアドラー心理学の考えです。
お客さんが怒っているのはさいみんさんやさいみんの勤めている会社のせいでもなく、お客さんが自分の主張を通すために怒りを利用しているだけだと考えることができます。
ここでの課題は、さいみんさん側にあるのではなく、お客さん側にあります。
お客さんの方が自分の感情をコントロールする必要があります。
実際、さいみんさんは怒りを抱えていても、それを押し殺して冷静に対応することができますよね。
どんなにストレスが溜まっていても、怒りを相手にぶつけていい道理はありません。
お客さんが怒りを抑えないのは、さいみんさんを店員だからと下に見ていて、「こいつなら怒りをぶつけてもよさそうだ」という小賢しい考えからきていると思います。
だから、さいみんさんはその様に怒鳴るお客さんは「その程度の人間なんだ」と諦めて、課題を自分から切り離してください。
また、もう一つが、「自分は正しい、いい人間である」とあまり思わないことをおすすめします。
さいみんが悪い方ということではなく、「自分がいい人間」という思いに縛られると、「相手に嫌われてはいけない」という脅迫観念に襲われてしまいます。
「自分の中にも毒がある。」という、自身のダーティーな部分を意識すると、お客さんの敵意に対抗する強さが生まれてくることでしょう。
まとめると
①課題の分離をする。
怒りの原因はお客さん側にあり、お客さんの怒りを収めることはさいみんさんの課題ではないと認識する。その認識の元、お客さんの言いなりにはならず、さいみんさんの出来る範囲でお客さんに対応する。
②さいみんさん自身の中にある毒を意識する。
相手の敵意には、いい人間で対応するのではなく、毒を自覚した時に生まれる強さによって対応する。
以上です。
本家のジェーン・スーさんはさいみんさんの状況をパターン別に想像しながら、的確なアドバイスをされていました。
今を生きる 【精神科医の樺沢先生から学ぶ】
精神科医の樺沢先生のYouTubeで「いまを生きること」を大切にしながら、「未来」についてどのように考えていけばいいのかをYouTubeで紹介していました。
大変参考になったので、私のアウトプットのために記事を書きます。
樺沢先生の動画【いまを生きると未来の関係】
動画の要約
総論
未来を踏まえて今日できることをやる
結論
①今日やるべきことに集中する
②未来を具体的にイメージして、そこへ辿り着くために、今日のTODOに落とし込む
③今を大切に生きよう
理由・詳細
①今日やるべきことに集中する
未来に対するイメージよりも、今日どうやってすごすかということを99%考える。
過去を考えたら後悔する
未来を考えたら不安になる
だから、過去も未来も考えずに、今に100%集中したら高いパフォーマンスを発揮できる。
➡️これができたら理想
でも、私にも当てはまるが、不安になったら、何にも手につかなくなる人がいる。
結果、YouTube見たり、ゲームして時間を持て余して現実逃避に走る。
だったら、未来が不安なら今できることをものすごく頑張ればいい。
不安や恐怖は準備によって解消される。
②未来を具体的にイメージして、そこへ辿り着くために、今日のTODOに落とし込む
先生は本の執筆が4冊先まで決まっているが、考えるのは、「今日やることをしっかり今日やること」
未来のスケジュールから逆算して、今日やるべきことに集中する。
たとえば、先生の1日のTODOは「1日5000文字書くこと」これが、少なかったり、サボったりすると後々自分が苦しくなる。
先生は未来の自分が具体的にイメージ出来ているからこそ、今をしっかり頑張ることが大切だと体感している。
今に焦点を当てていれば、不安になることも焦ることもない。
③今を大切に生きよう
ただ、多くの人は未来のことをいろいろ考えるのに、今日にコミットしない。
本当に未来を見据えているのだったら、スマホいじっている時間も、ゲームしている時間もないはずである。
自分がコントロールできるのは「今の自分」だけである。
だからこそ、大切に生きよう。
車いすでの小さな冒険
⬆️私の電動車いすです。
今日は運転免許経歴書(運転免許返納したらもらえる、身分証だけの役割をするやつです)の住所の書き換えをするために最寄りの警察署まで行ってきました。
ただ、警察署が駅と駅の中間にあるため、そこまでバスか車いすで行かなくてはならなかった。
途中別のようがあったため、車いすで警察署まで行くことを決断。
長い移動になるため、電動車いすのバッテリーを2つ持って、いざ出陣!
警察署に行くために通る大網街道は車の交通量が多い。
なおかつ、道が狭くて、所々に道路へ下る傾斜もある。
車椅子がここを通ることを明らかに想定せずに設計された道だ。
途中、道路へ下る傾斜に車椅子が引っ張られたが、手でタイヤを押さえてなんとか乗り切った。
下ってしまったら、車に跳ねられてしまいますから、こちらは必死です。
Googleマップを頼りに、1つ目のバッテリーが残り30%になった頃に警察署に着きました。
警察署では、待っている人はあまりいませんでしたが、書き換えの手続きをしてから15分くらい待ちました。
免許証は公的な身分証だから、住所の書き換えするだけでも、相当しっかり確認するのですね。
最近取り始めた読売新聞読みながら待ってました。
住所の書き換えも終わり、外へ出てみるとパラパラと雨が降ってきました。
「雨の中大網街道通るのかよ」
とブルーになりながらも、車いすを走らせました。
バッテリーも気づけば10%を切ったので、カッパを取り出すタイミングで2つ目のバッテリーに付け替えました。
車の交通量の多い通りを進むだけでも、緊張で疲れてしまう。
大網街道に入って少し進んだところにCoCo壱がありました。
緊張と疲れから「どこかに一度溜まりたい」という思いで17時前という御飯時ではありませんでしたが、CoCo壱に入りました。
カフェはこの前行きましたが、外でご飯を食べるのは3月以来でした。
店員さんの対応はきびきびしていて、コロナ対策をしっかりしている印象でした。
私が注文したのは、シンプルなサラダと牛メンチカレーのバジルタルタルソース添え。
家では、なかなか揚げ物を作ることができないため、揚げ物に飢えていました。
やっぱり絶品でした。
家では作れないものだから、外食する。
久しぶりの外食は満足でした。
CoCo壱までは家から15分くらいなので、また来たいなと思います。
CoCo壱で力をもらって帰りました。
途中、大網街道から一本入った道へ進めたので、そこからは緊張から解放されて帰ることができました。
実は、最近筋力アップや車いすスポーツを始めるために手動車いすに乗ることを考えていたのですが、今日のような傾斜のある道の中では電動の方が安心だなと感じました。
結果、帰ったら、疲れて先ほどまで4時間近く寝ていました。
たまにはこんな冒険もいいかなと思い出しながら感じます。
年間300冊読むマナブさんの読書術
今日は私が好きなブロガーのマナブさんがYouTubeで読書術について取り上げていたのでが、その動画の要約をしたいと思います。
マナブさんについて
マナブさんは去年、300冊の本を読んだそうです。
しかも、今年はそのペースを上回るそうです。
本を読む理由としては、本が好きということもあるようですが、その年に読んだ本の数がその年の年収に比例しているようで、忙しい日々の合間に積極的に本を読んでいるそうです。
マナブさんの動画
マナブさんの動画の要約
総論
自分に有益な本の中の、自分に有益な箇所を選んで読んで、さらにアウトプットに繋げよ。
結論
読書で大切なこと
①全て読まない
②20ページごとにアウトプット
③ベストセラーやロングセラーの作品を読む
理由・詳細
①全て読まない
マナブさんは本を読み始めるときは、目次にしっかり目を通します。
そこで本の全体像をイメージする。
そして、今の自分にとって必要だと判断した箇所を読むようにしているようです。
特に、本で伝えたい重要な内容は前半の20%に書かれているそうです。
それを考えて有益と判断した箇所を読んで、他の箇所は「つまらない」と思ったら読まない。
DAIGOさんは以前の動画で、
目次を読んでどのような内容が書かれているかをイメージする。そして、読んでみてイメージ通りならスラスラ読み飛ばす。イメージ通りではなかったらそこはちゃんと読む。
と話していました。
DAIGOさんにとっては、イメージを裏切られた箇所が自分にとっての有益な箇所と言えるのだなと私は感じました。
②20ページごとにアウトプット
「知識を得るために読む」のではなく、「どのようにアウトプットできるか」を考えながら読む。
そっちの方が確実に頭に残る。
精神科医の樺沢先生も「インプットしたら、必ずアウトプットしなさい」と勧めていますね。
そのアウトプットの方法は、マナブさんの場合、20ページごとに読んだ内容をツイートするそうです。
ちなみに、私も今回の動画の内容を頭に残すためにブログを書きました。
③ベストセラーやロングセラーの作品を読む
マナブさんは他の2つに比べれば、これはおまけと評していました。
ベストセラー、ロングセラーの本は言葉の重みがある。
あと、私が思ったのは、ベストセラー、ロングセラーの本はみんなが知っている、興味を持っている本だから、自分がアウトプットする時に相手からの関心を得やすいという利点があるということ。
以上が、マナブさんの読書術の動画要約でした。
付け足しとして、
マナブさんとDAIGOさんの速読についての考え方の共通点
どちらも、本の字面をただ速く読む速読に関してあまり意味ないという見解を持っています。
それは読書は思考することが大切だから。
お二人とも目次をしっかり活用しています。それは本の全体像を掴むため。
読書家のお二人にとっての速読は、
マナブさんは、今の自分に必要ないと思うところは読まない。
DAIGOさんは、目次の時点でのイメージ通りのところは読み飛ばし、イメージを裏切られたところだけしっかり読む。
お二人とも情報の取捨選択を上手く行っているから、結果速く本が読めるようです。
私もマナブさんに倣って、もっと本を読んで、ブックレビューの投稿を増やしていこうと思います。
新聞を取り始めた
昨日、新聞の営業の方がうちに来て、新聞の勧誘を受けた。
新聞を取ることになった理由
まず、インターホンが鳴り、玄関で応対しただけで営業の方から感謝された。
応対しただけで、トイレットペーパーとティッシュペーパーをいくつもいただいた。
営業とはいえ、会っただけで喜んでくれて、日用品をいただけたのは嬉しかった。
聞くと、最近はスマホの普及で新聞を取らない家庭が増えているらしい。
新聞の営業と名乗るだけで門前払いをくらうことも度々あるそうだ。
う〜ん大変だ。
営業の方が困った顔で「今月の数字がピンチで、どうか契約を考えていただけませんか?」と言われたので、少し考えた後契約をした。
私も1年半だけ営業をした経験があり、数字に追われる苦労も知っている。
あれだけ良くしてもらったのだから、助けたいと思うのが人情であろう。
とりあえず、朝刊で月4000円の6ヶ月契約をした。
新聞を定期購読するのは就活の時、約8年ぶりだ。
なぜか少しわくわくしている自分がいる。
営業の方からいただいた品物
営業の方に「明日から届けてください」と言うととても喜んでくれて、またまたいただき物をしてしまいました。
最終的に、
・手拭い1枚
・トイレットペーパー24個
・ティッシュペーパー15個
・フルーツジュースの缶36個
をいただいた。
一人暮らしには十分すぎる量だ。
「実家でも、母さんが新聞屋さんからこういう贈り物受け取ってたなぁ」と思い出しました。
なんかこういうやり取りは好きです。
新聞を読んでみた
今朝早速、郵便受けに新聞が入っていました。
ご飯を食べながら新聞を読んでみると、新鮮な感覚でした。
率直に感じたのはスマホニュースとの違い。
スマホでは、自分が好きなニュースを選り好んで見ていたけれど、新聞では様々な情報が整理された記事によって飛び込んでくる。
今日読んだ記事では、コロナ関連で、「血中の酸素が96%を下回ると息苦しさを覚える」ことを知った。
たった4%酸素が薄くなっただけで息苦しくなるのは、驚きだった。
他にもネットニュースならまず開かないであろう情報も得ることができた。
まとめ
新聞を取ってみて、新聞社さんにとっても自分にとっても良かった。
もちろん新聞も情報の偏りがある。
ただ、画面から目を離して、腰を落ち着けて、紙媒体から情報を得る旧来のやり方も悪くないだろう。
明日も新聞を読むのが楽しみだ。
人生で一度だけ「ゾーン」に入った話
唐突ですが、「ゾーン」に入った話をしたいと思います。
話のきっかけ
今日もスラムダンクを見ていました。翔陽高校戦で、後半点差がさらに開き、湘北が追い込まれます。ここで、中学MVP男こと三井が疲労困憊のところから輝き始めます。
いやらしいマークをしてきていた相手を振り切り、スリーポイントシュートを連続で決めます。
疲れているのに、集中力が高まって、ハイパフォーマンスをする姿に三井はゾーンに入ったと感じました。
そもそも、「ゾーン」って何?
Wikipediaによると、
人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。
ゾーンに入ると、集中力が極限まで研ぎ澄まされて、普段では考えられないパフォーマンスが発揮されます。
主にスポーツの場面で取り上げられることが多いです。
スポーツ選手は意識的にゾーンに入る訓練をしていると聞きます。
私が体験したゾーン
経験したのは中2の夏休みのテニスの大会中
当時テニス部に所属していた私は後輩に負けるくらいテニスが弱かったのですが、先生の温情でダブルスで大会に出させてくれました。
普段の私のテニスのレベルはというと
・オーバーサーブが5本に1本入るかどうか
・アンダーサーブも半分位しか入らない
・ラリーも返すのがやっとで続かない
・極度の緊張しいで、試合は1年間やっても勝ったことがなかった
というダメダメでした。
だから、部員のみんなは「あいつは一回戦で負ける」と思っていたことでしょう。
私は「恥をかかないように」とばかり考えて、試合前からめちゃくちゃ緊張していました。
試合前
ただ、試合の2,3時間前から壁に向かってサーブの練習をしていると、その日は「感覚がいいな」と感じ、オーバーサーブが何本もネットの高さを超えていました。
友達の試合のポールパーソンをやりながら、試合時間が来るのを待っていました。
勝ち負けより、やっぱり恥かかないようにすることが私には重要でした。
試合開始
ダブルスの対戦相手は同じ中2でした。
1人はアンダーサーブで、もう1人は成功率は低いですが、ファーストサーブはスライス回転のサーブを打っていました。
私の相方はサーブもラリーも私よりも出来るやつでした。
試合が始まると、意外なことに私がボールを打ち返せていました。
ボレーも決めて、確か2ゲームを連続で取った覚えがあります。
「この試合いけるかも」と感じてました。
自分のサービスゲーム
第3ゲーム、私の大の苦手なサービスをする時になりました。
私はファーストサーブはフラットサーブで、セカンドサーブはアンダーサーブを打っていました。
前述の通り、普段はファーストサーブは入りません。試合の時はなおさらです。
しかし、この試合ファーストサーブが2本に1本は入りました。
しかも、アンダーサーブはミスはなかったので、この試合ダブルフォルトは0でした。
ファーストサーブが入ると、相手は打ち返せず、アンダーサーブが決まっても、相手はミスするか弱い球が返ってきたので、簡単に決められました。
この試合2回訪れた私のサービスゲームをあっさり取ることができました。
超感覚になった瞬間
試合中はいつもとは違う感覚でしたが、特に2回感覚が研ぎ澄まされた瞬間がありました。
①相手の球の軌道を相手が打つ前に予測できた
自分が前衛にいる時に、相手が球を打つ瞬間に「ここに球が飛んでくるな」と分かり、自然と体が動いて完璧なタイミングでボレーできた。
②相手のスライスサーブの軌道を予測した
試合の終盤に相手のスライスサーブが私のコートに入りました。その時、私はフォアハンドで回り込んで打とうとしました。
しかし、相手は左利きだったため、相手から放たれたボールは私の体へ食い込んでくる格好となりました。
そうなると通常は打ち返すことができません。
しかし、その時の私は違いました。
スライスサーブが私側のコートにバウンドした瞬間、練習中に受けた友人のスピンサーブとの軌道と重ね合わせ、「このままでは打ち返せない」と感知しました。
瞬間的にフォアハンドからバックハンドに持ち替え、強引に捻ってラケットを出してなんとか打ち返しました。そして、相手のコート深くにバウンドしたボールを相手は打ち返すことはできませんでした。
試合結果
6-1のスコアで勝つことができました。観戦していた友人たちは「お前じゃないと思った」というほど驚いていました。
当然です。私が1番驚いていましたから。
試合後
次の試合もゾーンに入っていたのでいい勝負ができたのですが、4-6で負けてしまいました。
それ以後、ゾーンに入ることはありませんでした。
ファーストサーブも相変わらず入らなくなってしまいました。
テニスをやっていて辛かったけれど、ゾーンに入った話ができるのでそれはよかったなと思います。
きっと皆さんにも今までにゾーンに入った経験があるのではないかと思います。
ではでは🤚