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現役教師でカウンセラー志望の男がゆる〜く語ってます

「iPhone12って今が買いなの?」携帯ショップのマネージャーに聞いた

スマホの替え時って悩みますよね。

そして、新しく買うならどの機種がいいのか。

最近ではiPhone12が発売されたし、Androidもなかなかいい機種を出しているように見える。

あと、キャリアを乗り換えた方が得なのか。

考えることが多すぎます。

 

そこで、私のポッドキャスト「四次元マンション」に携帯ショップのマネージャーのてぃっしゅさんをお招きしていろいろ質問に答えていただきました。

 


 

 

 

 

 「最近発売された iPhone12について」

iPhone12はiPhone11からのマイナーアップデート。

チップの性能は良くなったが、システムの大々的な進化は見られなかった。

その中で、てぃっしゅさんが考える魅力はフォルム。最近のiPhoneは丸くなっていたが、iPhone13では、スティーブ・ジョブズがいた頃のような角ばったiPhoneが帰って来た。

あと、カラーバリエーションが5種類に増えたので、それらに魅力を感じている人は買うといいのではないか。

今回は買い替えずに、iPhone13を待っている人もすでにいるとのことだった。

ちなみに、てぃっしゅさんはiPhone12を買ったそうです。

 

スマホの替え時のベストなタイミングはいつ?」

結論から言うと、てぃっしゅさんはお客様が「替えたい」と思った時に替えてくださいという意見だった。

その理由は以下の2点。

 

今の契約は解除料が安い

以前は2年縛りの規制が厳しかった。

それによって、解除料もバカに高かった。

今は2年契約の解除料が1000円と安くなっている。

 

使っているスマホを返したり、下取りに出すことで機種代の残債が減少する

また、最近は機種代が15万円くらいに上がっていることで、2年分割ではなく4年分割となっている。(2年分割だと機種代だけで月々5000円の支払いとなってしまう)

下取りプログラムやお返しプログラムなどのサービスを使うと、2年使った時点で機種を返すことで残債を免除してくれるとのこと。

なので、2年サイクルがいまだに浸透している。

キャリアを乗り換えてもそれらのプログラムを適応できる。

 

 

「キャリアは乗り換えしたほうがいいのか、そのままがいいのか?」

今のキャリアのままが無難と言う結論。

 

それ以前はキャリア乗り換えで、10万円キャッシュバックなどのサービスが各社横行していた。

しかし、去年10月から総務省から指摘されたことにより、キャッシュバックの額が上限22,000円となった。

 

総務省の指摘前は、今まで使ってきたユーザーより新規ユーザーの方が優遇されていた。

それにより携帯こじきと呼ばれる人々が発生した。2年ごとにキャリアを変えて、しかも複数名義で行うことで、荒稼ぎしていた人たちがいたようです・・・

(2年ごとに、数台✖️家族5名義✖️10万円=💦)

なので、去年の10月に彼らの息の根が止められましたとさ。

もう金でお客を引っ張ることができなくなったので、各キャリアは既存ユーザーへのサービスを手厚くするようになったそうです。

 

 

「単身者へのおすすめのキャリアは?」

単身者には楽天モバイル、Y !mobile、UQ mobileがおすすめ。

 

大手キャリアはまとめるとお得(家族割、家の回線や電気代とセットなど)だが、単身者ならそれらの割引を満足に受けられない。

大手キャリアの回線の安心性にあまり拘らず、生活の一部で使うなら大手キャリアの1/3程度の値段で使える格安スマホキャリアがいいのではないか。

 

 

「今は楽天が熱い!?」

てぃっしゅさんは楽天の動きに熱視線を送っているようだ。

 

楽天のいいところ

・1年間無料プログラムというとてつもなく大きいプログラムが動いている。

 乗り換え後の基本料0円

 事務手数料も0円

 通話料1年間0円

 5G利用料も1年間0円

 

楽天の弱いところ

・後発なので通信エリヤに難あり

・機種が限られる(iPhoneを使いたいなら、自分で買ってe SIMを挿すことで使える)

 

 

楽天の5Gサービスが他キャリアより安い理由」

・アンテナの仮想化をしていることから、アンテナの取り付け費用が低い

・他のキャリアは電話回線とインターネット回線を分けているが、楽天IP電話に全寄せしたことで、インターネット回線だけで済んでいる。

自前の技術を利用することで、設備投資を安く済ませている。それでいて、それでも安全性高い

5Gの時代を引っ張るキャリアになっていく可能性も高い

 

 

「5Gって今話題だけど、何がすごいの?」

 

・4Gと比べて通信量が莫大。(4Gと比べて20倍以上の通信量を送れる。)

・それによって、テレワークでもラグがほとんどなく行える。

・読み込み速度が速くなったので、アップデートの手間がかからない。

・ダウンロードの時間がかからない。

➡️今は5Gの恩恵を感じる場面が少ないが、もう5Gの開発環境が整ったから、今後は5Gならではのアプリやシステムが開発されていくだろう。

 

 

  

「携帯ショップの儲ける仕組み」

当初は聞くのが嫌らしいかなと思っていたが、聞いてみるとてぃっしゅさんはノリノリで答えてくれました。

代理店はキャリアからと機種メーカーからバックを受けているそうです。

 

キャリアからのバック

代理店の評価によって代理店契約を結んでいるキャリアから支払われる奨励金の額が異なる。

評価は、S,A,B,C,D分かれていて、S,Aだったら奨励金は弾むが、Dが二回続くと代理店契約が打ち切られてしまう。

さらに、店が黒字でも、キャリアが求めるノルマ(「このオプションを幾つ売らないといけない」など)を達成しないと評価は下げられる。

店長はマルチプレーヤーで、様々な数字を見なくてはいけない。

 

 

メーカーからのバック 

Apple以外のメーカーは「売ってください」というスタンス。ちなみに、Appleは「売りたいんでしょ」というスタンス。

Apple以外のメーカーは売れた台数ごとに代理店へバックが入る。

特にバックが大きいのがサムスンTOSHIBAだそうだ。

 

店長の離職率は30〜50%と高い。

代理店は全国に数百点あり、代わりはいくらでもいるというプレッシャーと闘っている。

 過酷な仕事に感じるが、数字を着実に積み重ねているてぃっしゅさんはやりがいを感じているそうだ。

「お客様が勝手に集まってくる携帯ショップの営業は、お客様にこちらからアポ取って会いにいく営業よりも楽」とポジティブに話していた。

ちなみに、マネージャーであるてぃっしゅさんの給料は月30〜40万だそうだ。

 

今回収録したポッドキャストのリンク

てぃっしゅさんは営業歴8年ということで、とっても聴きやすい声で解説してくれました!

 

https://note.com/4d_department/n/n5e3efdf60f8d?fbclid=IwAR2Wl2fBlgsNvorZZJ5x7Vw2juR-urN5BNg3K0vMsN2LbTNNpkX2HKBxtj0