コントロール幻想
最近世間から大バッシングを浴びているアンジャッシュの渡部さん。
彼に関する興味深い記事を見つけたので紹介します。
参考記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/f66f464917c1df4a915b60fb771dacdbd47677da?page=2
https://gimon-sukkiri.jp/illusion-of-control/
コントロール幻想とは
記事では、渡部さんがコントロール幻想だったのではないかと論じられている。
コントロール幻想とは、「自分の力が及ばないものに対し、自分の力でそのものを支配できると思い込むこと。」
コントロール幻想にある者は周りに対して横柄な態度をとりがちなようだ。
相方の児嶋さん(あってるよね?)がラジオで渡部さんのために謝罪した時に、渡部さんが周りに対して目に余るほどの横柄な態度をとっていたことを語っていた。
仕事も順調、佐々木希さんを妻にして何もかもがうまくいっているうちにそのような状態へ陥っていたのか。
私もコントロール幻想を抱いていた
私は渡部さんのように成功した人生を歩んでいなかったが、少年のころから成功する自分を想像して、自分に酔いしれることがよくあった。
私にとって人生が順調だった小学高学年から中学2年生までの約4年間の成功体験が、「自分は特別である」という万能感をつくり出していた。
負けを認められない
コントロール幻想下にある人は負けが認められないみたいだ。
株式投資で「絶対に上がる」と疑いもなく一点に高額な投資をして、結果取り返しのつかなくなったケースもあるようだ。
私も中学で入ったテニス部ではくそ弱かったけど、「自分は特別な人間だから、経験を積み重ねれば、強くなって周りを見返せる」と引くことを選択しなかった。
負けることを許さなかったことで自分を追い詰めて、結局自分を病気にさせてしまった。
しかも、病気になった後でもその万能感は持ち続けた。
何の能力もないのに偉そうにして、多くの人に嫌われた。
負けたってゲームオーバーじゃない
「株式投資において損切が一番大切」と聞いたことがある。
つまり、早く負けを認めて下落した株を売って、新しい株の購入を考えた方が賢明というわけだ。
私も早く負けを認めればよかった。
負けたって次の勝負がある。
自分が理想とした道に進めなかったとしても、新しく進んだ道で新たな出会いがある。
結論
渡部さんの現状は自分が蒔いた種だから自分で刈り取らなきゃいけない。
今は反省して、そして芸能界に戻れなくても新しい道を歩んでほしい。