『嫌われる勇気』をamazon audibleで聴いてみた
初めてamazon audibleを使ってみました。
amazon audibleについて
・ダウンロードした書籍を読みあげてくれるサービスです。ナレーターは声の仕事をしている方々で、とても聞きやすいです。
・サービス利用のためには、audible用の作品を購入します。多くの人気の作品はすでにaudible版が発売されています。作品はだいたい2000円くらいです。
・作品代とは別に、月々1500円の料金がかかります。利用すると、毎月1コインをもらえます。1コインで好きな作品を1冊ダウンロードできます。
僕は作品は買わず、そのコインだけ利用しています。
初回のダウンロード
・audibleの利用を開始すると、コインが1枚無料でもらえます。
・お試し期間内ならば月額料金を払わず、無料で解約できます。しかもダウンロードした本のデータは解約後も利用できます。
・解約することありきで、無料で1冊ダウンロードしてみるのも手だと思います。
私がダウンロードしたのは、『嫌われる勇気』
私は「嫌われる勇気」(岸見一郎/古賀史健 ダイアモンド社)をダウンロードしました。
前々から読みたいと思っていたのですがなかなか手を出せないでいました。
ちょうどこの機会に読んでみようというか、聴いてみようということでダウンロードしちゃいました。
聴いてみた感想
聴いてみた感想としては、本の構成がamazon audibleと合っていて聴いていてとても良かったです。
それはどういうことかというと、本著は劣等感を感じて悩む青年と世間から離れて生活する哲人との対話によって構成されています。
audibleで聴くと、その対話がラジオドラマのような感覚で聴くことができました。
食事や洗い物しながら気軽に本を聴けたのは良かったです。
本の内容を触りだけ
青年は対人関係に悩み、劣等感を感じながら生きる一般的な人間。
対して、哲人は人里離れたところに暮らし、ギリシャ哲学とともにアドラー心理学に精通している。
冒頭で、青年は哲人のもとに訪れ、哲人の唱える「人は変われる。世界はシンプルである。そしてすべての人は幸福になれる」という持論を撤回させようと議論を始める。
フロイトは原因論を唱えましたが、アドラーは目的論を唱えました。
私たちの多くが、何かが起きた時に、過去に原因を見出そうとします。
「何が原因でそれが起こったのか?」
青年も無意識のうちに過去に原因を見出して物事を考えてきました。まさに原因論の住人です。
しかし、哲人はアドラー同様目的論で物事を考えます。
この本では、この世の当たり前とされている原因論から離れ、新たに目的論で生きることを選んだ時に何が訪れるかを2人の対話を通して紐解いていきます。
とても内容が濃かったので、続きは明日書かせていただきます。