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現役教師でカウンセラー志望の男がゆる〜く語ってます

障がい者就労支援について 【エラビバ】

今日は障がい者の就労支援について書きます。昨日Facebookを見ていたら、障がい者の就労支援を行なっているエラビバという企業を見つけた。興味を持ったので、自分のプロフィール(職歴、障がいの状況など)を書いて登録すると、求人が4000件以上も出てきた。

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https://eraviva.jp/

そして、日付が変わって今日、日曜日にも関わらずエラビバの担当者が電話をかけてきてくれた。私は就職、転職が目的ではなく、障がい者の就労についての情報をブログで書きたいから登録した旨を話すと、担当者さんは「ではブログを書くために知りたいことはありますか?」と丁寧に教えてくださった。今回の記事では、担当者さんから教えてもらった内容を簡単にまとめてみる。

 

エラビバの就労支援の流れ

①エラビバのサイトに登録。簡単なプロフィールを書く。その後、今回の私のようにエラビバの担当者から連絡があり、エラビバの説明、カウンセリングの案内などをしてくれる。

 

②電話やビデオチャットでカウンセリングを受ける。就労状況、障害の程度、希望職種、希望勤務地など利用者がどのような人物であり、どのような希望があるかを知ろうとしてくれる。

 

③その結果を受けて、エージェントが利用者の希望と障害の状況に応じた求人を紹介してくれる。(エラビバが該当する求人をもっていなければ、地域のハローワークの求人へ繋げてくれることもある)

障がい者手帳を持っている(あるいは申請中)人を企業は積極的に雇用したいそうなので、手帳は早めに持っておくのがオススメ。

 

④利用者が企業と面談をして、双方が合意すればその企業に就職が決まる。

 

利用者の人格、適正を受け止めて、企業とのマッチングをしっかり行っている印象を受けた。

 

そして、私が特に興味を持ったのが就労後の支援である。障がい者はどうしても弱い立場になりがちであるから、就労後どのようにサポートしているのかが気になった。

エラビバで行なっている就労後の支援を2つ紹介してくれた。

 

■役所、地域を通して支援者を探してくれて、サポートしてくれる。利用者の相談を支援者が受けてくれる。

https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/syogai/handbook/service/c078-p02-02-Shogai-30.html

 

■就職後も定期的に利用者と電話で状況を聞いて、サポートをする。エラビバが企業と利用者の双方の話を聞き、間に入ってくれる。

 

つまり、障がい者をみんなでサポートする体制を築いていく。これは本当に大切なことである。日本では障がい者は孤独になりがちであるから、支えてくれる人、関わってくれる人が多いといい。

また、企業側も人材を適材適所で雇いたい。雇って、ノウハウを学んでもらうのだから長く働いて欲しいと思っている。障がい者雇用促進法により、企業は積極的に障がい者を雇用しようと動いている。

 

障がい者が働きやすい社会はみんなが働きやすい社会である

 

エラビバの働きを応援したい。

 

最後に、私が22歳の時に経験した2012年の障がい者の就活の状況と今の就活違うところを列記したい。

①求人数

障がい者を雇用しようという企業が障がい者雇用促進法により増え、2012年より何倍にも求人が増えた。エラビバには有名な会社もいくつも求人を出している。

②利用者へのサポート

2012年の時は、メールで障がい者用の求人情報がまわってくるくらいだった。今は就労から社労後まで手厚いサポートがある。

③ホームページの見やすさ

2012年はHPがショボかった。片や、エラビバのページは見やすくて利用したくなる。

 

2012年は障がい者の求人では魅力的なものは見つからず、結局私は障がいを隠して就活をした。内定出るまで1年かかった苦しい思い出がある。

今は転職は考えていないが、もしすることになれば、是非エラビバを利用したいものだ。