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現役教師でカウンセラー志望の男がゆる〜く語ってます

ボードゲーム好きがおすすめするゲーム第4弾 【Hanabi】

この企画4回目となり、折り返しまできました。そして、今回紹介するのはHanabiです。

 

花火(HANABI)(日本語版)

価格:1,496円
(2020/7/1 02:39時点)
感想(1件)

 

プレイヤー人数 2〜5人

1ゲームのプレイ時間 1時間

対象年齢 8歳以上(個人的には中学生以上が望ましいと考えている)

 

ほとんどのボードゲーム個人戦、チーム戦などで、プレイヤー同士が戦いますが、こちらのHanabiプレイヤー全員が協力するゲームです。

ゲームの内容としては、プレイヤー全員が花火職人となり、「俺たちでキレイな花火をたくさん打ち上げようぜ!」というものです。「ちょっと何言っているか分からない」と思っている方が大半だと思うので、さっそくゲームの説明します。

 

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まず、使うカードには赤・緑・青・白・黄の5色の花火が描かれており、その花火には1〜5の数字がふられています。

 

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数字の内訳は各色、

・1の花火 3枚

・2,3,4の花火 各2枚

・5の花火 1枚

 

カードをすべてシャッフルした後、各プレーヤーはカードを4枚(2,3人プレイの場合は5枚)持ってゲームをスタートする。それ以外のカードは山札に置いておく。

しかし、このゲームのユニークな所はカードの持ち方。

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写真のように各プレーヤーはカードの裏を向けて持たなくてはいけない。つまり、プレイヤーは自分の手札が見えないのです

 

次に、ゲームの進め方を説明します。まず、前提として、このゲームはカードの情報に関わる私語は厳禁です

そして、プレイヤーは自分のターンに出来ることが3つあります。その3つのうちどれか1つをターン内に行います。

 

①他プレイヤーにヒントを出す

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8枚あるヒントチップを1枚消費する代わりに、他のプレイヤーにカードの情報を与えることが出来る。

ただ注意することはヒントは色か数字どちらかしか伝えられないということ。上の私がカードを持った写真でいえば、色についてのヒントを出すなら、「1番右は赤」とか「右から2番目は緑」などのヒントになる。また、注意なのが、「1番左とその隣は黄色」という風に同じ場合は全て伝えなくてはならない

数字のヒントも同様である。「1番左は2」「1番右とその隣は1」という具合にヒントを出す。

 

②手札のカードを1枚場に出す

カードの出し方にもルールがある。それは数字の順番通りに出すということ。はじめは1の花火から出して、次は2の花火という具合である。もし、1の花火が場に出ていない場合に2の花火を出してしまったら、誤爆である。全員合わせて4回誤爆したら、その時点でゲーム終了です。場に出ている花火のカードの枚数がそのゲームの得点となります。最高点は5✖️5の25点。いや〜満点はなかなかでないです。

ちなみに、手札からカードを出した後は新たにカードを山札から1枚引きます。

 

③手札のカードを1枚捨てる

カードを捨てた場合、そのゲームではもう使えません。しかし、カードを1枚捨てることで、ヒントチップが1枚回復します。1枚捨てたら、山札から1枚カードを引きます。

Hanabiでは、ヒントチップは必ず足りなくなるので、カードを捨てる必要が出てきます。しかし、カードの枚数は決まっており、1枚しかない5の花火を捨ててしまった時点でパーフェクトはなくなります。情報を整理し、察しながら、勘を頼りに捨てる必要があります。

 

自分のカードの情報はもちろんですが、相手がどの情報を持っているのかということも覚えておかなければならず、その状況で有効なヒントを出すにはとうすればよいかなど、かなり頭を使います。

思い通りに行かずにヤキモキすることも多いですが、みんなでやり切ったときの達成感は一入です。僕の好きなボードゲームベスト3には入りますね。