take it easy!

現役教師でカウンセラー志望の男がゆる〜く語ってます

とても敏感な気質 【HSP】

「人の前に出ると緊張して震える」

「些細なことでも傷ついてしまう」

「気を遣いすぎて疲れてしまう」

 

こんな豆腐メンタルな自分が嫌いだった。堂々とした人間になりたかった。

 

「そんなふうになってしまうのは心が弱いからだ。変わりたい!」と思って、社会人のスクールでコミニュケーション力を鍛えた。が、一向に改善されなかった。

 

足が動かなくなり、2度目の大学生をスタートさせた。そこでは、自分の心を知りたくて、心についての本を何冊も読んだ。

 

そして、『敏感すぎる自分を好きになれる本』(長沼睦雄著 青春出版社)に出会い、自分がHSP(Highly Sensitive Parson)であることに気づいた。

 

HSPとは、直訳すれば「とても敏感な気質」HSPは感受性が強く、周りの影響を受けやすい。それで傷ついたり、疲れてしまう。

 

また、このHSPというのは、障害ではなく、生まれ持った気質であるとのことだった。

 

 

 

「敏感すぎる自分」を好きになれる本

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本の中には、

HSPは5人に1人の割合でいる。

 

・動物でも5匹に1匹はHSPの性質が見られるという研究結果がある。

 

HSPは周りの変化に敏感である。危険をいち早く察知するから、HSPのおかげで種が守られてきたと言われている。だから、全ての動物に一定数のHSPの気質を持ったものが存在する。

 

HSPは人間関係のなかでクッションの役割を果たす。HSPがいないともっとギスギスした社会になってしまうだろう。

 

などが書かれていた。

自分にとって弱みだと思っていたものが、実は社会の中で必要なものであったと知ったときは嬉しくなった。

 

あと、クリスチャン的な自己流の解釈をしてみた。

HSPは種の保存のために自然発生的に現れたのではなく、神様が人間や動物に必要だからHSPの特性を備え付けてたのだ。」

と僕は捉えるようになった。

そのことで、僕には僕の役割があるのだと自信になった。

 

もう自分の性格を矯正することはやめた。人前に出る時も、「自分はHSPであるから、緊張してしまうことは自然」と思うと、気持ちが楽になった。

あと、本の中に、

 

HSPは他人に共感する能力が高い。だから、人の気持ちがわかる反面、相手との境界線が曖昧になり、相手からの影響をモロに受けてしまう。』とあった。

 

その対策として、『自分の周りに見えないバリアーがあると想像して人と接すると、人との距離が保てる』と書いていた。

人と適切な距離で傷つけない、傷つかない良い関係を持っていけたらいいですね。

 

どんなあなたでも必要だからそこに置かれている